キーボード買ってしまった。。
キーボード欲に負けて、買ってしまいました"Keychron K11 Max"。。
このキーボードがいいのなんのって。
自分の要求を全て満たした上、超高級キーボード(3万円を超えるもの)よりも断然安く買うことができます。
このキーボードのいいところは3兆個あるうちの10に絞ってお伝えできればと思います。
以前、自分の使っていたキーボード
まず断っておきたいのが、自分は普通のキーボードでは満足できない非凡人です。
具体的には親指を使わえないキーボードは使いたくないということです。
例えばHHKB。めっちゃ使いたいし使っている人がすごい羨ましい。
でも自分は絶対に満足できないということが明白です。
なぜなら親指を使えないからです。
前に使っていたキーボードはいわゆる「自作キーボード」。
製品名は「miniaxe」というものです。
すごくよかった。これを買った当初は「このキーボードでハッキングしまくりだぜーww」とか思ってました。
このキーボードの特徴はなんと言ってもキーの少なさです。
通常のフルサイズキーボード(テンキーやHomeなどのキーを含んでいるキーボードのこと)はキーが100近くあるため、「100%キーボード」と呼ばれています。
そしてテンキーレスなどはキーの数が85とかだと「85%キーボード」となります。ざっくりキーの数に近い5の倍数になるような感じです。
miniaxeは36キーしかないため、「35%キーボード」となります。
数字キーや記号などのキーだけでなくEnterやBackspaceなんかもありませんので、キーの同時押しなどを駆使して無理矢理入力できるキーを増やすようにします。
キーが少ないキーボードのメリットは「ホームポジションを崩さないで済む」ということです。
自分もそうですが、大体このような思想に行き着く流れは以下のような人間です。
キーボードのショートカット覚えるの楽しい -> マウス要らなくね -> マウスのためにキーボードから手放したくない -> 数字や記号打つためにホームポジション崩すのにもめんどくさくなってきた -> キー数減らしたろしかし自分は急に我に帰って気づいてしまいました。
キー数少なすぎじゃね?
Shiftキーが無いので親指におきたいけど、CtrlやCmdで既に埋まっている。仕方ないから文字キー長押しの場合はShiftと認識してもらって。。
流石に限界が来たので買い替えを検討しました。
買い換える上でminiaxeから乗り換えても支障が出ないように以下の条件を満たすものしか買わないと決めました。
- 親指キーがスペースキー以外も入力できる(分割キーボードなら右スペースと左スペースで使い分けできる。など)
- QMK/VIA対応(カスタマイズ欲を満たすため)
- キー数が少な過ぎない(正直、50%あればOK)
- HHKBより安い(3万も払う余裕ない。。)
- 持ち運べるくらいの大きさ・重さ(特別な論理配列「workman配列」を常時使いたい)
- (できれば)Bluetooth対応(Bluetooth使うなら技適は必須)
はてさて、そんなキーボードはあるのやら。。。
探しに探してありました。それがKeychron K11です。
長くなりましたが、このキーボードのいいところ10見ていきましょう
Keychron K11 Maxいいところ20
1. デザインがかっこいい
見た目大事。配列の話は置いといて、キーボード本体の色使いやキーキャップのフォントの無駄のなさがいいですね
2. Alice配列
見た目が「かっこいいか?」と思った方も多いはず。このハの字に並んでいるキーが気になりますよね。
この見た目はAlice配列と呼ばれ、入力のしやすさ(いわゆるエルゴノミクス)を追求してできた配列です。
この配列は「分割キーボードじゃなくてもいいけど、肩こり軽減したい」方にはおすすめです。
分割キーボードだと高価になりがちだったり、重さが軽くなるためキーボードの位置が使っているうちにズレてきたりで実はちょっとストレスになります(体験談)
逆に通常のキーボードだと手首が自然な形にできないため、疲れやすくなり腱鞘炎などの怪我の恐れもあります。
その点、Alice配列のキーボードは両者のデメリットを克服した形状となっています!
(強いていうなら、テンティングは出来無いですね。。)
3. QMK/VIA対応
Keychronの大体のキーボードはQMK/VIA対応でカスタマイズすることが可能です。
自分のようなqwerty配列使わない人やCtrlキーを入力しやすい位置に置きたい人はぜひ使って欲しいです。
このアプリケーションで設定したキーマップはキーボード自体に埋め込まれるので、KarabinaなどでPCのアプリケーションでキーマップを変更する必要がなくなります。
「Windowsは〇〇のアプリでキーマップ変更して、Macでは△△を使って。。。」などの煩わしさから解放されます。
これでこのキーボード以外が使えなくなりますね!(褒め言葉)
4. 豊富な余白キー
言葉が思いつかなかったので「余白キー」としました。
なんのことかというと、通常のキーに存在しないカスタマブルなキーのことです。
Keychron K11には、以下の余白キーがあります。
- スペースキー
- fn1
- fn2
- (右にある)delキー
- (右にある)homeキー
- Bキー
"6. Bキー"は、2つあるうちの一つを割り当てて使うことができるという意味で付けておきました。
これらのキーを全く別のキーにしたり、マクロを登録して使ったりできます
5. キー数65%キーボード
先ほどの私の遍歴からもお伝えしていましたが、キー数は多過ぎず少な過ぎない方が良いです。
そして自分の用途に合ったキーがあるか、押しやすいかが重要です。
私の場合はテンキー、fnキーが入らないため、65%キーボードは一番適したキーボードだと思います。
6. ロープロファイルキーボード
ロープロファイルキーボードを初めて使いましたが、めっちゃいいです。
キーを深く押下する必要がないので、無駄な力を使う必要もないですし、打鍵が速くなった気がします。
また、薄くてスタイリッシュで、ノーマルプロファイルよりも嵩張らない・軽い傾向にあります。
逆にPCのキーボードのように薄すぎると、指の押下圧が直接指に返ってくる気がして負担が大きく痛めがちでした。
ロープロファイルは撫で打ちしやすく、指に優しい丁度良いサイズなんだなとつくづく感じました。
7. 心地よい打鍵感
自分の使っていたキーボードは、正直メカニカルキーボードということ以外は特に変哲もないキーボードでした。
そしてキーボードはスイッチとキーキャップで打鍵感が変わるだけだと思っていました。
しかしこのKeychron K11を使って間違っていたと思い知らされました。
打鍵した時の押下圧がキーボードに吸収されるように優しく、またちゃんと「押している感」を感じることができます。
8. Bluetooth対応(技適マークあり)
自分が購入を決めた決定打です。
次に買うキーボードはプライベートPCと会社PC両方で死ぬほど使ってやろうと決意していました。
しかし会社PCに繋ぐ場合、やはり技適マークがないと何を言われるのか分からないので、必須だと思いました。
Keychronの日本の販売代理店kopecのサイトで販売されている商品は全て技適マークがついています。
しかしK11は買おうとした当時販売されていなかったので「あーいつになったら技適マークつくのかなー」とうなだれていました。
しかし、Keychron.jpを確認したところ堂々と「技適取得済み」と豪語していました!
もうその時は歓喜の嵐でした。いよっしゃーー!!
で買っちゃいました。
会社PC繋ぐときに会社側がうるさい時は「技適マークついてるんで!」で一蹴できるキーボードを選んだ方が良いです。
(Bluetoothに繋ぐときだけの話なので、有線の場合は問題ありません。)
9. Keychron Launcher
Keychronが提供する、キーのカスタマイズを簡単に操作できるWebアプリケーションです。
これが便利すぎます。QMKだとConfigureをインストールして、コンパイルしてキーボードのリセットボタン押して。。。と一苦労ありましたが、Keychronなら一瞬です。
ブラウザでWebサイトを開いて、接続しているキーボードを選択。あとはマウスでキーマッピングすれば終了です。
キーマップをセットした瞬間にそのキーに切り替わるので、特殊な操作は必要ありません。
10. レイヤーキー
これはKeychron K11だからという話ではないですが、カスタマブルキーボードはレイヤーキーをいうものを設定することができます。
簡単な例で言うとfnキーです。fnキーを押しながらだと別のキーとして入力されると言ったものが、先ほどのKeychron Launcherで設定できます。
私の使い方としては、
- 記号はfn1キー押しながら文字キー押下で入力できるように設定
- 数字はfn2キーを押しながら文字キー押下で入力できるように設定
こうすることで、たいていの入力は親指+文字キーで対応することができ、無事にホームポジションを守ることができます。
総括;プログラマーはKeychron K11おすすめです。
プログラマーは記号や数字を入力する頻度が多いはずです。
自分の例で言うと、"%", "^", "&"あたりの入力はタッチタイピングで入力することができません。
シンプルに実力不足の面はありますが、プログラマーなら楽してナンボ!と言うことで覚えるのは無理なので簡単に入力できる位置に置いちゃおーということができます。
これから何十年とプログラミングを書きたい人なら、楽して入力したいですし、愛着のあるキーボードを一つ持っているのもいいのではないでしょうか?
もし迷っているのであれば、Keychron K11を試してみてはいかがでしょうか?